日々徒然?になる予定
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『なろう』用のネタメモ
清書したのはなろうにて掲載中。
清書したのはなろうにて掲載中。
『Ne désespérez pas(仏:絶望する事なかれ)』
コンセプト:理不尽系転生異世界トリップ
主 題:生と死とアンチート
概 要
『なろう』を読んでいていて、管理人は思ったのです。
初期チートものって多いよな……と。
それの賛否は今は置いといて、転生での異世界トリップでも一度目で大概成功するんですよね。
そうじゃない物語があったっていいんじゃないかな〜と、考えたのが切っ掛け。
グロ&残酷表現のオンパレード。
*****
生きるとは何だろうか
死ぬとは何だろうか
俺はまだ何も知らない
Ne désespérez pas
零週目 ハローハローハロー
胡浩蓮(こひろれん)は極々ありふれた普通の二流大学の学生だった。
将来の夢も描いている訳も無く、ただその日その日が楽しければいいと思ってた、今時の若者だった。
何となく流されるままに生きていた、普通の青年だった。
それは全て過去の事。
「ここは、どこだ?」
蓮は今は何もない空間に独り佇んでいる。
遠近感を狂わす程の白い地面らしき部分に、これまた白い空。
前後左右を見渡しても、人影はおろか何一つ形あるものを視界に捕らえる事はかなわなかった。
(これってよくある、トリップものの神様遭遇で転生イベント!?)
……青年はオタクでもあったようだ。
(これから美幼女や美少女や美女と言う名の神様が現れてチート能力を貰って第二の人生をアウェイしちゃうんでしょうか!!!?)
《それは、ない》
「だ、誰だッ!?」
びくりと蓮の肩が撥ねた。
自分の欲望駄々漏れ思考に突っ込みが入れば驚くのも仕方が無いのかもしれない。
キョロキョロあたりを見渡しても、声の主を捕らえる事は出来なかった。
《上だ、上》
「上?」
見上げれば光の玉が浮いていた。
光の玉____と言えば何処か神秘的に聞こえるが、ぶっちゃけて言えば単なる100ワット程の電球にしか見えなかった。
何処に行った、ファンタジー。
「え、これが神様?」
拍子抜けも良いとこである。
《ここはお約束通り思考筒抜けだからな》
「い、いやん」
《…………》
目は無いけど冷ややかな眼差しでふざけた蓮を見下した。
耐えかねて土下座をしたのは実にどうでもいいことである。
「ねぇ、俺ってこのままトリップ?」
《貴様の世界で言う所の転生トリップに該当する》
「え……俺、死んじゃったの?」
電球曰く、死因は
《で、オマエを転生させる事となった》
(キターーーーーーー!!!OYAKUSOKU!!!)
《一応、特典も付けてやろう》
「トリップ特典ですよね!分かります!!分かります!!!」
トリップ特典____よく物語で見られる主人公たちに送られる特殊能力の総称だ。
武勇に優れたり、魔法の追随を許さぬ才能や魔力量だったり、恋愛フラグ建築モテモテ能力だったり、それは千差万別と言って良いだろう。
望みを口にしようとする前に、カードが空中に現れた。
《選べ》
「え、俺の希望は……?」
《選べ》
「だから、俺の希望……」
《……特典無くてもいいか?》
「いえっさー!今すぐ選びますッ!!」
コンセプト:理不尽系転生異世界トリップ
主 題:生と死とアンチート
概 要
『なろう』を読んでいていて、管理人は思ったのです。
初期チートものって多いよな……と。
それの賛否は今は置いといて、転生での異世界トリップでも一度目で大概成功するんですよね。
そうじゃない物語があったっていいんじゃないかな〜と、考えたのが切っ掛け。
グロ&残酷表現のオンパレード。
*****
生きるとは何だろうか
死ぬとは何だろうか
俺はまだ何も知らない
Ne désespérez pas
零週目 ハローハローハロー
胡浩蓮(こひろれん)は極々ありふれた普通の二流大学の学生だった。
将来の夢も描いている訳も無く、ただその日その日が楽しければいいと思ってた、今時の若者だった。
何となく流されるままに生きていた、普通の青年だった。
それは全て過去の事。
「ここは、どこだ?」
蓮は今は何もない空間に独り佇んでいる。
遠近感を狂わす程の白い地面らしき部分に、これまた白い空。
前後左右を見渡しても、人影はおろか何一つ形あるものを視界に捕らえる事はかなわなかった。
(これってよくある、トリップものの神様遭遇で転生イベント!?)
……青年はオタクでもあったようだ。
(これから美幼女や美少女や美女と言う名の神様が現れてチート能力を貰って第二の人生をアウェイしちゃうんでしょうか!!!?)
《それは、ない》
「だ、誰だッ!?」
びくりと蓮の肩が撥ねた。
自分の欲望駄々漏れ思考に突っ込みが入れば驚くのも仕方が無いのかもしれない。
キョロキョロあたりを見渡しても、声の主を捕らえる事は出来なかった。
《上だ、上》
「上?」
見上げれば光の玉が浮いていた。
光の玉____と言えば何処か神秘的に聞こえるが、ぶっちゃけて言えば単なる100ワット程の電球にしか見えなかった。
何処に行った、ファンタジー。
「え、これが神様?」
拍子抜けも良いとこである。
《ここはお約束通り思考筒抜けだからな》
「い、いやん」
《…………》
目は無いけど冷ややかな眼差しでふざけた蓮を見下した。
耐えかねて土下座をしたのは実にどうでもいいことである。
「ねぇ、俺ってこのままトリップ?」
《貴様の世界で言う所の転生トリップに該当する》
「え……俺、死んじゃったの?」
電球曰く、死因は
《で、オマエを転生させる事となった》
(キターーーーーーー!!!OYAKUSOKU!!!)
《一応、特典も付けてやろう》
「トリップ特典ですよね!分かります!!分かります!!!」
トリップ特典____よく物語で見られる主人公たちに送られる特殊能力の総称だ。
武勇に優れたり、魔法の追随を許さぬ才能や魔力量だったり、恋愛フラグ建築モテモテ能力だったり、それは千差万別と言って良いだろう。
望みを口にしようとする前に、カードが空中に現れた。
《選べ》
「え、俺の希望は……?」
《選べ》
「だから、俺の希望……」
《……特典無くてもいいか?》
「いえっさー!今すぐ選びますッ!!」
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