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日々徒然?になる予定
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・ブログなので変換なし
・藍色主(セツ)葬神主(フレイ)猫主(マオ)で表記されるよ
・多重クロスオーバー作品
・壺中天は葬神シリーズのIF番外編
・マスターが復活の27からヘタの神羅に変更されている




・なんやかんやあって(色々設定を考えたら広がりんぬしちゃったのでry)黒バス勢(キセキと相棒)と葬神主と縁ができたよ!
・笠松とそれとは別に契約したのでそっちにも人材派遣を決定されました
・なんやかんやあって守護霊が皆総辞職しちゃった黒バスに期間契約を持ちかけてしたよ!
・葬『そーいえば折角平和な時代なんだしマスター学校行こう!』
・マ『え?』
・葬『大丈夫!お金とコネクションはあるので決定です☆』
・マ『マジで?』
・葬『学校は諸々の理由で『海常』です!』



とあるの学校生活


神奈川県某所にある海常高校は新年度を迎えて慌ただしい日々が始まった。
と言っても黄瀬自身は去年と変わらずバスケとモデルで忙しい。
四月が始まって半分程過ぎた頃、とある噂が黄瀬の耳に届いた。
曰く、転校生が来るらしい。
海常高校はマンモス校であり、一学年九クラスある。
そうそう同じクラスになる訳もないと、その話題は意識の外に放った。
某掲示板の住人に言わせれば、フラグ乙に該当する。
それから数日後。
立てたフラグは回収されるのが定めだ。

「今日からこのクラスに転校生が二人くるぞー。さぁ、入ってくれ」

担任の発言にとたんに騒がしくなるのを、欠伸を噛み殺しながら黄瀬は聞き流した。
ひそひそと呟かれ黒板近くの扉に視線は集中する。
担任に促され、件の転校生が入室し、クラスメイトは息を呑んだ。
ストレートの金髪に紺碧の瞳。
彫りは日本人よりも深く、肌は白磁のように白い。
子供の頃の絵本で出て来る王子様そのものと言った印象の少年。
藍色の髪に同色の瞳。
柔らかく微笑みを讃えた姿は性差を殆ど感じさせない。
制服がズボンであることから、中性的な少年だと分かった。
両者共に一目を集める存在だ。

「俺はヴィルヘルム・ヴァイルシュミット。色々と不慣れな事が多いがよろしく頼む」
「私は藍川セツと申します。親の都合でこちらの方に引っ越して来ました。仲良くして下さると嬉しいです」

にこにこと自己紹介する姿は、そう遠くない過去にて出会った人物で、黄瀬の思考は一時停止した。
そのまま担任の指示に従って、二人は一番後の席へと移動した。

「えぇぇぇぇぇぇえぇぇえええ!?!?!?!?!」
「黄瀬ー、うるさいぞー」





もう色々と文句を言いたくて、昼休みにこっそりと人が少ない特別教室練の屋上へ黄瀬はヴィルヘルムとセツを呼び出した。
眉を寄せ、これどういうことなの!と詰まる黄瀬に二人は苦笑を零すばかりだ。

「すこしは落ち着いてください」
「ブシッ!!」

喚き立てようとした黄瀬にセツがチョップを額に当てる。
そう痛くはないが、セツの笑みがやや怖いものを帯び始めたの察知してひとまず口を噤むことにしたようだ。
そこら辺の空気はまるっきり読めないという訳ではない。

「高校の条件で笠松さんを除くと次に影響を受けるのは君なんですよね」
「それがなんか問題あるんスか?」
「トラブルが至る所について回ります。だからそのサポートも兼ねてです」
「まぁ、私立なのは途中入学のし易さだからなぁ」
「?」
「ようは、コレです」

きょとんとした黄瀬に親指と人差し指で輪っかを作る。
所謂、『お金』のジェスチャーだ。
この時あくどい顔でにやりとセツが嗤ったもんで、もう一つの方の意味ではない事が知れた。

「金の力ッスか……」
「そういうことです」
「まぁ、そう肩肘張らないで、気軽に接してくれると助かる」

『金の力』という理不尽さ。
それを知らない訳が無い黄瀬はがっくりと項垂れる。
主に同中の某赤い廚二げふんげふん……魔王とかね。
黄瀬の知らない話を付け加えるなら、『金』とは侮れない力である。
多重異能世界である今生存している世界は、様々な神秘と科学が奇跡のようなバランスを取って出来ている。
神秘を隠すにも、科学を発展させるにも、金は重要だ。
そこらへんを理解しているセツ自身も手足の超大企業を近代に創設したのだから。
閑話休題。
落ち込む黄瀬を慰めるヴィルヘルムは肩をポンと叩いた。

「大丈夫です。部活のマネとして在籍することになりましたから、よろしくです」
「俺は選手の方だな。ま、三軍からだけど」
「…………………………もーどーにでもなーれッスよおおおおおおおおおお!!」

モデルの雄叫びが響き渡ったのだった。


つづく?




葬神主(フレイ・リュート)
チート・オブ・チートもしくはバグキャラクター
ほぼ神霊と呼べる人外で今も尚力は上昇中
無表情・感情の起伏がほぼない・超ハイスペック
十二歳くらいの姿をしている
現在肉体を使用している
主従契約よりも調停者の能力に寄っている
影響値がすごいので人形に意識をのせて大学のバスケ部マネージャーに入り込んだ

藍色主(藍川セツ)
葬神主の人間らしい部分を集めて作られた人格
RPG的に言えば魔術師系の身体スペック
知能・神秘方面において人間の枠に納まるチート
神聖ローマとマスター契約したのはコイツ
普段肉体を使用しているが、なんやかんやの時に葬神主に使用権を戻している
人形に意識を乗せて神聖ローマと学生生活を楽しんでいる

猫主(マオ)
魂の欠片を使用して作られた成長する使い魔
猫の姿をしている
性格は愉快犯に寄っている
神聖ローマの警護として海常高校に出没なう

神聖ローマ(ヴィルヘルム・バイルシュミット)
藍色主のマスターとして生きながらえている
存在は国から地球にジョブチェンジ
高校に編入することに


下書き始め: 140501

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