日々徒然?になる予定
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965ネタ
*注意*
・妄想垂れ流し
・管理人は黄笠が本命
・他同時空内なら黒火黒、高緑高、青桃、紫氷、降赤降、虹灰派推奨
・海常なら、小森、中早中推奨しますが、海常内なら黄笠以外組み替え可
・ただし、推奨CP他表記してないものは基本的に平気
・逆に嫌いなのが笠松攻め、他の黄瀬使用CP、女体化(ふたなり女装はセーフ)
・地雷は今笠・青笠・青黄・両想いの黄黒他キセキ同士のCP
・以上を留意してください
*注意*
・妄想垂れ流し
・管理人は黄笠が本命
・他同時空内なら黒火黒、高緑高、青桃、紫氷、降赤降、虹灰派推奨
・海常なら、小森、中早中推奨しますが、海常内なら黄笠以外組み替え可
・ただし、推奨CP他表記してないものは基本的に平気
・逆に嫌いなのが笠松攻め、他の黄瀬使用CP、女体化(ふたなり女装はセーフ)
・地雷は今笠・青笠・青黄・両想いの黄黒他キセキ同士のCP
・以上を留意してください
今回はどマイナーを中心に書くぞ★
黒笠
パロ設定
黒子:ヤンデレ魔導士
笠松:黒子に捕まった水の精霊
火神:黒子の使い魔
水晶で編まれた格子
何処へも連ならない空間
訪れるのはただひとり
次はどれに弱さを許す?
真っ黒に塗りつぶされた空間に、ぽつりと転がっているのは特大の鳥籠である。人間が裕に五六人は過ごせるその鳥籠は月水晶という淡く輝き、月光の力だけを吸収した特殊の石を惜しげもなく使用して作られている。この水晶を利用して作られた結界陣は他の追随を許さぬ程の頑強さを持つ。それこそ竜種すらこの中で飼える。
そんな鳥籠に住まわされているのは、ロック鳥やドラゴンではなくただ一体の精霊であることを知れば多くの者が驚愕するに違いない。真っ黒でツンツンとした短い髪に、意志の強そうな瞳は深い海色をしており、下半身は魚ようになっている。彼__カサマツユキオはその瞳の色や下半身から解るように水を司る精霊の一体だ。本来ならば海を漂い、セイレーンと共に唄い、マーメイド達を見守り、水妖と戯れている存在なのだが、とある魔導士により海より引きずり出されてしまった。
無論カサマツとて抵抗をしたのだが、魔導士の使い魔もまた手強く、彼らの手の内へと落ちた。そして気付いた時にはこの鳥籠の中に閉じ込められてしまったのだ。自由気侭の生活から一転、囚われの身となった。
精霊の身だから本来の水に溶け込み外に出ようにも、月水晶を使われた結界で出られず、また知り合いの風の精霊に頼もうにも、この空間は隔絶された所にあるらしく精霊は愚か件の魔導士以外笠松の前に現れない。
「…………暇だ」
魔力の塊に過ぎない精霊であるから、動物と違い餓えや排泄といったものはないが、風程ではないにしろ流れ行く水精霊なので留まることがカサマツは苦手だ。簡単に言えば今の刺激少ないカサマツは暇で暇でしょうがなかった。
一応気を効かせたらしい魔導士がクッションなり、人間に出回っている本なりを残してくれたが、それで潰せる暇もそうない。ただ只管に魔導士を待ち焦れていると言えるだろう。
(馬鹿みたいだ)
こんな風にした元凶を焦れているのは、酷く滑稽でカサマツは自嘲した。
ふと、魔力の揺らぎを感じてそちらへ顔を向ける。闇色の世界に、溶け込むように水色がまじった。この空間を作り上げ、カサマツを捉えた魔導士だ。月水晶の鳥籠を撫でてから格子を越えて、魔導士はカサマツの前に立った。水色の髪と瞳は表情が乏しく酷くその男を人形のような印象を他者に与える。見た目だけで言えば荒事に向かない研究者か何か用に思えてならないが、精霊すら一度は耳にしたことがある人間『キセキ』の一人・クロコだと言うのだ。霊地やダンジョンで暴虐の限りを尽くす彼らの仲間であることに、カサマツは驚き半分納得半分。
「すみません、ユキオさん。来るの遅くなりました」
「……別に待っていない」
「そうですか」
誤って来るクロコに対してそうつっけんどんにカサマツは返すが、堪えた様子は一欠片もない。するりと伸ばされた手の平は壊れ物ようにカサマツの頬を撫でる。そのままカサマツの顔を上に向け、クロコは唇を落とした。やわやわと唇を食む動きにカサマツが口を少々開けばクロコの口内へと舌が入る。歯列をなぞり、上あごを撫で上げ、舌を絡め取る。粘膜を通してクロコの魔力がカサマツに注がれ、狂わせて行く。じわりじわりと、内側からクロコはカサマツを侵食していっているのだ。
(それを、嫌じゃねーと思っている俺も大概狂っているな)
カサマツの頬を撫でていた手は首筋・肩甲骨・背中・脇腹を辿り、鱗に覆われた下肢に至る。瞳と同じ青色の鱗は淡い光源の中でその中に瑠璃色や紺碧色に変化して、クロコを魅了して止まない。それと淡い水色の__クロコ自身と同じ色をしている尾ひれもまた、彼のお気に入りだ。
「水球でも作りましょうか?」
「なんで」
「泳いでいるユキオさんが見たいです」
「…………ここに閉じ込めたのはオマエなのに?」
「はい」
無表情極まりないクロコが口元を弛めた。落ち着いた声色で、カサマツに語りかけるのは、愛の言葉かあるいは呪いの文句だ。
「ユキオさんが僕のいない何処かで知らない誰かに出会って笑いかけたらと考えるだけで、僕は気が狂いそうです。貴方の全てを独占したい。誰にも、一欠片さえも、渡したくない__」
再び顔を近づけて唇を奪ってから、瞳を覗き込んだ。
「愛しています」
それはどこか薄ら寒い、闇の臭いがした。それに抵抗する事なく、カサマツは目を閉じる。これで世界はただ二人だけのものとなった。
140501
あとがき
どもども、勢いだけで書いた作品その一ですね。
黄笠が最愛なのは変わりませんが、他の笠松受けも美味しいです。
ただ笠松受けジャンルでおそらく次点で展開している青笠・今笠は地雷なんですけどねwwww
後、青黄は滅したくなる程嫌いです。
で、笠松受けで好きなのは、黒笠・赤笠・高笠・火笠でしょうか。
基本的に+は何でもいけます。
男前×男前はジャスティスです!
黒子君は管理人として攻めが好きです。
火神君のためならば、後差し出しますかなにか?な真っ黒子様下さい。
『可愛い攻めは好きですか』が黒バスジャンルだとやってます。
高尾君とか、桜井君とか、降旗君とか、桃井さんとかが攻めだとキュンキュンしますね。
笠松先輩は受け推奨派。
包容力ある受けは私のツボです。
ぶっちゃけ攻めだと単なるイケメンなイメージしかしてくれない。
それはそれでいいんでしょうけど、良いように振り回されて性に疎くて真っ赤になっちゃう先輩萌えの塊です。
女の子に対しても受けだといい。
笠桃や笠リコじゃなくて、桃笠やリコ笠が良いんです!!
同士求む。
黒笠のタイトルは椿//屋/四重/奏様の『手/つかず/の//世界』からいただきました。
から、鬼塚さんのに変えました☆
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