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日々徒然?になる予定
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書きかけ

短編二次小説です。
ジャンルは探偵+怪盗。
CPはもちろん快新です。
おやおやお嬢さん。
何の御用かね?
何?
妖精が出没する?
ふむ、それらが何か悪戯でもするのかい?
甘いものがよく無くなったり、本が動いている。
他にはあるかい?
紛失物がよく見つかるのか。
うーーーむ。
話を聞いている限り、そんなに悪い妖精では無いようだがね・・・。
それでも気になるのだろう?
ひとまず、貴女がその妖精を見てみればいい。
どうやって妖精を見ればいいか?
それは簡単なことだ。
ケーキを月夜__特に満月に置いとけばいい。
ただし、見る時はこっそりとだよ、お嬢さん。
きっと、いいものが見れるだろう。
では、幸運を祈るよ、お嬢さん。



 妖精の捕まえ方



彼女___毛利蘭は就職と同時に仕事場の近くに部屋を借りて一人暮らしを始めたのは今年の四月のことだった。
別居状態だった両親も再び一緒に暮らし始めて、上手くいくようになったので、一人立ちを思い立ったのである。
初めての一人暮らしと言っても、別居中だった時不器用な父の代わりに家事をこなしていた蘭にとっては、問題らしい問題もなく順調にスタートした。
最初の一ヶ月ぐらいは慣れない生活や仕事で忙しかったりと彼女は異変に気づかなかった。
その異変に気づいたのは入社三ヶ月目ごろだったか。
友人からもらったクッキーが減っていたのである。
自分が食べたのを忘れたのかしらと、その時は軽く流した。
そういう事が何回も続くと流石に自分ではないと気づいた。
甘味消失事件と勝手に名づけた頃、本棚の本が勝手に出ていたり、置いてあった雑誌が移動している事が起こるようになったのだ。
まさか、ストーカーか!
そう思った蘭は、三日程寝ずの番をしてみたが犯人を捕獲することはできなった。
管理人さんに頼み込んでみたものの怪しげな人影はなし。


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