『勇者様にいきなり求婚されたのですが』
小説感想
ネタバレ注意

どうも、春月です。
三月に入り、漸く温かな陽射しを感じている今日このごろです。

以前も話した（というか書いた）と思いますが、最近『小説家になろう』で素敵作品を漁っています。
で、『勇者様にいきなり求婚されたのですが』も愛読している作品の一つです。

原作

〜簡易粗筋〜
主人公アーリアは自他共に認めるルイーゼ姫の侍女というモブだった。
ある日、アーリアが仕えているルイーゼ姫が魔王に攫われてしまう。
勇者一行にルイーゼ姫を魔王の手から奪還を王に依頼され、無事にルイーゼ姫と帰還。
見事救い出してくれた勇者に褒美をとらせることに。

「報償金はいりません、ただ一輪の花をください＿＿＿」

アーリアは察した。
内の姫様と結婚エンドですね！と＿＿＿。
しかし彼女の予測に反して、勇者はアーリアの方に向き直り、結婚を申し込んだのだった。


この物語はモブな侍女のアーリアが勇者に求婚され、それを何とか回避しようと奮闘するも、色々と世界の命運に巻き込まれて行く彼女の物語。




〜感想〜
一人称作品で、ギャグ仕立てなので読み易い造りになっております。
しっかり者で目立つことが苦手でモブでいいじゃない！！な主人公もあまりいないタイプですが、個人的にはそんなサバサバしている所が親しみ易くて好きです。
テンプレ的な容姿なのにぶっ飛んだ中身とのギャップも面白いです。
そんな勇者に振り回されているのも……ぷぷぷ。
糖度が高くないのでいいです。
ネットで公開していた以上に手が入っていたり、小話が追加されているので手にとって買った価値はあったなと思います。