・ＹＧＯ
・十表
・sss

貴方の恋人はどんな人ですか？




【ｓａｉｄ：Ｍｕｔｏ　Ｙｕｇｉ】




初めまして、僕は武藤遊戯。
年は二十四歳。
もちろん、息子（分かるよね★）がちゃんとついている男の子です！
仕事は……何だろう？
じ、自由業になんのかな？
まぁ、いっか。
え？
僕の恋人？
……なんか、恥かしいな////…………。
僕の恋人は僕と同じでデュエルが大好きな子。
まっすぐで、強い意志がある子。
そのぶん色々と自分の中に溜め込んじゃうところがあるんだよね。
もっと頼って欲しいな、って思うのは僕の我が侭かな？

「遊戯さ〜ん！」

あっ、十代君が呼んでる。
行かなくっちゃ！
僕はそんな十代君が大好きだよ。
もっと笑っていて欲しい、って想っているよ！





つまり、
僕の恋人は可愛くて強くて愛しい子！





あとがき
う〜ん十表って難しいです。
朧げにはイメージ出来るんですけどね……
駄作ですみませんorz。

---

貴方の恋人はどんな人ですか？




【ｓａｉｄ：Ｙｕｋｉ　Ｊｕｄａｉ】




オッス！
俺は遊戯十代！！
十九歳で、男。
特技は早寝早起き、カードの精霊を見る事かな？
何だけ？
俺の恋人について聞きたいのか？
俺の恋人ーーー武藤遊戯さんはすごい人なんだ！
高校生の時、デュエルの頂点に君臨して、今も直その位置を守っているんだ。
初代デュエルキングにして、生きた伝説！
全デュエリストの憧れの存在。
それが俺が知っていた遊戯さん。
出逢う前の俺もそんな遊戯さんを憧れていて、尊敬していたんだ。
それで初めて会ったのは、俺が行っていたデュエルアカデミアの入学試験の日。
俺、前の日中々寝付けんなくってさー、寝坊しちまったんだよな……。
急いで試験会場まで走って行っている時だった。
前方不注意で人にぶつかっちゃったんだ。
その人物こそ、遊戯さんだった。
荷物もぶちまけちゃって、それを一緒に拾ってくれたんだ。
優しいよな〜、遊戯さん。
そして、別れ際に俺は『ハネクリボー』っていうカードを俺にくれた。
そのカードには精霊が宿っていて、俺の側にその日からずっと支えになってくれている。
でも、俺急いで遊戯さんが『遊戯さん』だって気付かなかったんだよなー。
もったいねぇー。
もちろん、急いでいたって事もあるけど、雰囲気が違っていたんだよな……。
ＤＶＤの遊戯さんは凛としていて、すごくカッコいい！
俺の会った遊戯さんはキレイで、どこか寂しそうな人だった。
それしっかりと自覚したのは、俺がデュエルアカデミアを去る時。
あのデュエルが無かったら、今の俺じゃなかったかもしれない。
義務的な、負ける事の許されないデュエル。
あのままだったら、俺、ドュエルが嫌いになってたかもな。
ドュエルが“楽しいもの”だって思い出させてくれた、遊戯さんは俺の恩人だ。
どこか翳りのある優しい笑顔で導いてくれた。
その時、俺はこう想ったんだ。

『もっと、笑っていて欲しい』

って。
それを俺に向けて笑って欲しいって。
その瞬間から俺は遊戯さんに恋をした。
遊戯さんも俺も世界中を浮浪していて、会うことは難しかった。
いつしか俺は遊戯さんを追いかけて旅してたっけ。
それでいろいろあって、俺は遊戯さんと付き合い始めた。
ん？何があったか？
秘密だぜ！
そうして行くうちに、色々遊戯さんを俺は知っていった。
デュエル中の凛とした姿。
青空を寂しいそうに見つめる姿。
ハンバーガーを嬉しそうにほおばる姿。
夢中になってデュエルについて討論をする姿。
そして、本当に嬉しそうに、笑ってくれる姿。
知るたびに、好きになる。
遊戯さん、大好き。
愛しています。



一言で言うなら、
優しくてキレイで誰よりも愛しい人。

---

・（闇←）表←十
・ＧＸ終了後
・相棒23くらい
・十代19くらい
・もちろん闇様成仏後
・誰も報われない





「好きです。好きなんです」

「……ありがとう」



違います。
違うんです、遊戯さん。
貴方にそんな寂しそうに笑って欲しくない。
貴方の心そんなに占めているのは誰ですか？
俺じゃ……ダメですか？
遊戯さん。


それでも、
俺は貴方を愛しています。


この想いが貴方にとって重荷にしかならなくても

---

あとがき
どうも、春月です。
今、マイブームって言える程のものがなく、平行的に色々食べています。
敢えて今のブームを言えば、十表かな？？
でも、一番は闇表ですが（苦笑）。
ではでは。